世はサブスクリプション時代である。
ネットフリックスを始めとした動画サービスに加え、Kindle Unlimited、Apple Musicなど数多くのサービスがサブスクリプション形式になっている。
月額料金を支払ってしまえば利用し放題というサービスは、ヘビーユーザーにとってはお金を節約することができる実にありがたいものだ。
そしてそれはエロVR界も例外ではない。
洋物VR界に比べると数は少ないものの、現在となっては実に多くのサブスクリプションサービスが利用できるようになっている。
だいたい日本の相場だと、新作のVRは1作品1000〜1500円くらいだ。
そして下記で詳しく見ていくが、月額料金の相場はだいたい2000〜3000円前後なので2作品も見れば元が取れてしまうのである。
どう考えてもサブスクリプションの方がお得なのだ。
とはいえ、サービスごとにそれぞれメリットデメリットがあり、人によって最適なサービスが異なるだろう。
今回はそんな日本のエロVR作品を見放題することができる月額制(サブスクリプション形式)のサービスを紹介、比較し、人によって最適なサービス選ぶ参考となれば幸いである。
見放題サービス一覧
まずは見放題サービスを一覧形式で紹介する。
(※2022年3月現在)
VR作品数で選ぶなら「FANZA VRch」がおすすめ
サービスを選ぶ上で、最も重要となるのはやはりコンテンツであると思う。
いくら安くても、見たいコンテンツがなければ意味がない。
特にサブスクリプションのように見放題となってくれば目が肥えてくるので、高品質な作品があることは重要だ。
そういった意味では作品数が一番充実しているFANZAが最もおすすめだ。
FANZA VRchのメリット
- 作品数6675本以上で日本一
見放題のVR作品数は6675本以上で、これは日本一の数である。
6675本という数はすごすぎてよく分からないくらいだが、例えば一日一本見ても18年かかる計算である。
ここで満足できないなら、もう他に満足できるところはないだろう。
- 毎月約180本以上更新
作品数と同じくらい重要なのが、更新数だ。
現在いくら作品数が多いからといって、新作が追加されていかないのなら意味がない。
FANZA VRchなら毎月約180本以上が更新されていっている。
これは冷静に考えるとすごい数で、一日6本もの新作が見れる計算だ。
新作VRの値段が1000円〜1500円の相場なので、普通に1日6本も買えば最大で9万円かかる。
1ヶ月で考えると、27万円だ。
これが見放題なら毎月2800円で済むので、いかにお得であるか分かるだろう。
- 協賛メーカー多数
それだけ動画数が豊富なので、当たり前ではあるが協賛メーカーも多数で、おそらく日本一を誇る。
注意点としては、プレステージ作品がFANZAから撤退したため、含まれていないということだ。
とはいえ、プレステージはそもそもVR作品数も少ないため、あまりデメリットには感じないだろう。(それにプレステージ作品はクオリティが…)
もしあなたがプレステージ作品のVRや2D動画を見放題でみたいなら「アダルトフェスタ プレステージ見放題」をチェックしてほしい。
- ダウンロード再生可能で無制限
誰もがみんな、超高速で快適なインターネット環境を利用できているとは限らない。
人によっては、ストリーミング再生だとカクついて満足に楽しめないということもあるだろう。
そんな人たちに嬉しいのが、ダウンロード再生が可能で、しかもダウンロード数が無制限であるとういことである。
なので、事前に作品をダウンロードしておけば、いざ視聴する際にはカクつくことなく、なめらかに視聴できるのである。
ただし注意点としてDRMプロテクトがかかっているので、専用のプレーヤーでしか再生できないことだ。
この点はデメリットで詳しく述べる。
- 対応デバイス多数
対応デバイスが非常に多いのも嬉しい。
恐らく、日本で流通しているVRデバイスのほとんど全てに対応していると言って良いだろう。
- iPhone/Android
- PlayStation®VR
- Gear VR
- Windows Mixed Reality
- Oculus Go
- Oculus Quest
- Oculus Quest 2
- Xperia View
- Oculus Rift
- HTC Vive
FANZA VRchのデメリット
- ダウンロードがDRM制限あり
FANZA VRchの唯一のデメリットといっていいのが、ダウンロードしたものにはDRMプロテクトが施されているので、専用のプレーヤーでしか再生できないことだ。
とはいえ、日本のアダルトビデオ市場ではDRMプロテクトがメジャーなので、これをデメリットに挙げるのも酷かもしれない。
ダウンロードした作品は、FANZAが提供する専用アプリ「DMM VR動画プレーヤー」のみで再生することができる。
2D動画&オナホ連動も楽しみたい方は「アダルトフェスタ ストリーミング見放題」
どうせ見放題の月額契約するなら、VR作品だけでなく、2D作品も見ることができればお得である。
そんな方には、アダルトフェスタがおすすめだ。
さらにアダルトフェスタには「電動オナホ連動機能」という強力な特色も存在する。
アダルトフェスタ ストリーミング見放題のメリット
- VR3000本以上+2D動画5000本以上
アダルトフェスタのVR作品数は実に3000本以上。これは国内ではFANZAに次ぐ作品数の大さだ。
VR作品数ではFANZAに負けるものの、FANZAに負けないものは2D動画が5000本以上も見れるということだ。
合計すると8000本以上が見放題ということになり、VRと2D作品を合わせた数ではアダルトフェスタのほうが勝っていることになる。
- 電動オナホ連動動画あり
そしてアダルトフェスタの大きな特徴が、電動オナホなどのデバイスと動画を連動することができるというものだ。
2022年3月現在だと、ROCKET+1D、A10ピストンSA、A10サイクロンSA、U.F.O. SA、U.F.O. TWという製品に対応している。
- 月最大6本のDRMなし動画をダウンロード可能
アダルトフェスタの大きな特色のもう一つに、ほとんどのVRダウンロード動画にDRMプロテクトが施されていないということである。これは日本のアダルトビデオ市場の中では極めて珍しい。
これによって、専用プレーヤーだけでなく、色々なプレーヤーで再生することができるようになる。
私のインターネット環境は恥ずかしながら快適とは言えず、時間帯によってストリーミング再生だとカクついてしまう。
このため、ダウンロードして再生したいのだが、VRデバイス内の容量は限られている。VR動画は容量が重いので、数本保存したらいっぱいになってしまう。なのでPCに保存して、DLNAサーバーを設定して再生している。
ただし、この方法だとDLNA対応プレーヤーでしか再生できない。専用プレーヤーだとDLNAに対応していないため、DRMプロテクトが施されていると、この方法で再生できなくなってしまうのだ。
その点、アダルトフェスタのVR動画はダウンロードしたものにDRMプロテクトが施されていないため、PCに好きなだけ保存して、VRデバイスから再生できるようになるのだ。
注意点としては、ダウンロードできる本数は継続契約するほど多くなり、最大でも毎月6本までということだ。
契約した最初の3ヶ月は毎月1本のダウンロード。
4ヶ月〜6ヶ月目は毎月3本のダウンロード。
そして7ヶ月目以降からは毎月6本がダウンロードできるようになる。
アダルトフェスタ ストリーミング見放題のデメリット
- Oculus Questの場合はPCを経由する必要あり
アダルトフェスタは多くのデバイスに対応しているが、連動機能やストリーミング見放題の場合は対応デバイスが限られている点に注意が必要である。
Oculus Questを使用しているユーザーは多いと思うが、ストリーミング見放題の場合は、Oculus Quest単体で再生することはできない。
Oculus Questでストリーミング見放題を再生する場合は、Oculus Linkを使用してPC用4DMEDIAPLAYERを利用することで再生することができる。
Oculus Questでの再生について
https://www.afesta.tv/vr/oculusquest.php
Oculus Link での再生方法
- Oculus Linkを設定
- プレイヤーをインストール
- プレイヤーを起動してVRモードを選択
- 選択したモードから見放題を選択
※Oculus Linkを使用する場合はUSB3.0以上のポート対応PCとUSB3.0以上(端子が青色)で長めのケーブル(約3m)が必要。
2D動画メインで、おまけでVRを楽しみたい方は「Xcity」
もしVR動画はおまけ程度に見られれば良く、むしろ2D動画をメインに見ていきたいという方はXcityがおすすめだ。
Xcityのメリット
- VR550本以上+2D動画は驚異の83000本以上
VR動画は550本以上とやや少ないが、2D動画は驚異の83000本以上を視聴することができる。
単純な視聴可能作品数だけでいえば、このページで紹介している中でダントツに多い。
- 初月はたった975円
月額料金は3175円だが、最初の月はたった975円で利用することができる。
最初の1ヶ月でお試し感覚で利用してみて、気に入れば継続契約するのが良いと思う。
Xcityのデメリット
- Oculus Quest2やPlaystation VRに対応していない
注意点としては、VRデバイスの対応が少ないことだ。
QuestQuest2、Playstation VRには対応していない。
XcityでのVR視聴方法は大きく2つある。
①ブラウザストリーミング
ブラウザストリーミングとは、特別なアプリをダウンロードしなくとも、ウェブブラウザ上でVR動画を再生できる仕組みだ。
対応デバイスは以下のものだ。
- Google Cardboard(iPhone/Android)
- Daydream(Android)
- Gear VR
- Windows Mixed Reality
- Oculus Go
- Oculus Rift
- HTC Vive
- VIVEPORT
②スマホでアプリに保存して再生
iPhone、Androidのスマホであれば、アプリに動画を保存して再生することができる。
スマホの場合は、スマホを取り付けるタイプのVRゴーグルを使用すれば、安価に本格的なVRを楽しむことができる。
- PC,VRデバイスではダウンロード再生なし
上記でも書いたとおり、ダウンロード再生はスマホのみだ。
PCやスタンドアローンタイプのVRデバイスではダウンロード再生できず、ストリーミングのみでの再生となる。
プレステージのファンなら「アダルトフェスタ プレステージ見放題」
もしあなたがプレステージ作品のファンであれば、「アダルトフェスタ プレステージ見放題」がおすすめだ。
ご存じの方も多いと思うが、かつてはプレステージ作品はFANZA内でも配信されていた。
しかし、2021年3月にプレステージ系列の作品はFANZAから撤退することになり、自身が展開しているMGS動画というサイトで配信するようになった。
つまり、FANZAのVRchではプレステージ作品を視聴することはできない。
そして、VRの見放題も実はMGS動画では展開しておらず、唯一利用することができるのが、「アダルトフェスタ プレステージ見放題」なのだ。
アダルトフェスタ プレステージ見放題のメリット
- プレステージ特化 VR88本+2D1600本以上
「アダルトフェスタ プレステージ見放題」では、プレステージのVR作品が88本以上、そして2D動画が1600本以上見放題となる。
そもそもプレステージはVR作品にあまり力を入れていないので、視聴可能な作品数も少ないが、唯一すべて見放題となるサービスなので、好きな人にはおすすめしたい。
また、2D動画は1600本以上なので、むしろこちらをメインとして契約すると考えてもいいだろう。
- 電動オナホと連動
アダルトフェスタといえば電動オナホと連動機能が大きな特色だが、プレステージ見放題でもこの機能を利用することができる。
そして、この電動オナホ連動機能は、実は2D動画とも連動することができる。
この連動作品は、すべての作品が連動対応ではないが、非常に多くの作品が連動に対応している。
以下の画像のように「連動」とついていれば、電動オナホと連動させることができる。
ただし、連動させることができるデバイスは作品によって異なる。
アダルトフェスタ プレステージ見放題のデメリット
- VR作品数が少ない
デメリットとしては、やはりVR作品数が88本と少ないことだ。
プレステージはVR作品にあまり力を入れていないので、作品数は非常に少ない。
大きな声で言えないが、SODなどの他のメーカーと比べるとクオリティも高いとは言えない。
しかし、プレステージには鈴森れむさんをはじめとした人気女優が多数在籍する。
彼女たちのVRを作品を視聴することができる喜びには変えられない。
- ダウンロードができない
「アダルトフェスタ ストリーミング見放題」プランでは、契約の継続月数に応じてダウンロード可能動画が増えていったが、残念ながら「プレステージ見放題」プランではダウンロードすることができない。
SODのファンなら「SODPrime VR見放題」
もしあなたがSOD作品のファンであれば「SODPrime VR見放題」がおすすめだ。
プレステージがFANZAから撤退したという話を書いたが、実を言うとSODも似たような状況で、2021年7月以降からSODは新作をFANZAに公開しなくなっている。それより以前の作品はFANZAでは継続して配信している。
SODの新作は自身が運営するSODPrime 、またはアダルトフェスタなどのサイトで公開している。
「VR見放題」はSODPrimeの中のVR作品に特化した見放題サービスなのだ。
SODPrime VR見放題のメリット
- SODのVR1300本以上
「SODPrime VR見放題」ではSODのVR作品1300本以上が見放題となる。
SODはVR作品には非常に力を入れており、クオリティは実に高い。
「地面特化」「天井特化」「領域展開」シリーズなど、多くの人気シリーズを排出している。
さらに紗倉まなさん、本庄鈴さん、松本いちかさん、小倉由菜さんなど非常に人気の高い女優さんが在籍している。
SOD作品しか見ることができないと言っても、満足感は高いだろう。
- 月額1650円と料金が安い
月額料金は1650円と、VR見放題サービスの中では安い。
これはSODのVR作品しか見ることができないためであるが、デメリットの項目にも書くが、対応デバイスがスマホのみということも関係しているだろう。
SODPrime VR見放題のデメリット
- 対応デバイスがスマホのみ
デメリットとしては対応デバイスがスマホのみということだ。
Oculusなどのヘッドマウント型デバイスには対応していないため、高画質で楽しむことができない。
値段は高くなってしまうが、個人的には「アダルトフェスタ ストリーミング見放題」を契約したほうが良いと思う。
アダルトフェスタでもSODの新作を視聴することができるし、スマホ以外での対応デバイスも多いためだ。